制度ガイド(ドバイ×アブダビ)
ドバイ・アブダビ不動産 制度ガイド
監修:森 和孝(国際弁護士・税理士) | 国際弁護士・税理士であり、ドバイ(DLD/RERA)・アブダビ(ADREC)両首長国の政府公認ブローカー(DLD ORN 47845/ADREC 6389554)が監修。本記事は一般的な情報提供です。
ドバイ(DLD/RERA)とアブダビ(ADREC)は、同じUAEでも不動産の制度・登記機関・買主保護の枠組みが異なります。所有形態・手数料・オフプランのエスクロー保護・譲渡手続き・AML(マネロン対策)の5テーマを、国際弁護士・税理士かつ両首長国の政府公認ブローカー監修で横断比較します。「雰囲気」ではなく制度の差分で、どちらで買うかを判断するための土台としてご活用ください。
ご確認ください(免責)本ページは制度の一般的な比較・情報提供です。手数料率・法令番号・運用は改正や運用変更により変わり得ます。最新かつ個別の取扱いは一次情報(DLD/RERA・ADREC等の公式情報および連邦法・首長国法)および専門家にてご確認ください。特定物件の取得を勧誘するものではありません。
テーマ別の制度比較
所有形態(Freehold/Usufruct/Musataha/Leasehold)
外国人が完全所有できる区域、用益権・地上権、DIFC/ADGM(コモンロー圏)の違い。
手数料・頭金・税率
仲介手数料・譲渡手数料(DLD4%/ADREC2%)・VAT・法人税・ゴールデンビザの申請タイミング。
オフプラン・エスクロー・買主保護
エスクロー口座・Oqood・引出し制限・引渡し後保留・解約没収の上限(Law 19/2017)。
譲渡プロセス・NOC・必要書類
RERA Form A/B/F/MOU、NOC(サービスチャージ完済が前提)、Title Deedまでの実務。
AML・罰則・取引の安全性
連邦のマネロン罰則、本人確認、紛争解決(RDC・DIAC・ADGM)と法体系。
ドバイ×アブダビ、どちらで買う?(俯瞰)
結論から言えば、流動性・短期賃貸需要・選択肢の多さ・ビザ取得の速さ(累計24%・Oqood段階で申請可)を重視するならドバイ、首都としての安定性・登記コストの低さ(標準2%・ヤス島等で0%施策実績)・引渡し後保留などの手厚い買主保護を重視するならアブダビが目安です。所有形態(フリーホールド区域)と費用は両首長国で大きく異なり、エスクローと譲渡の実務にも差があります。各テーマの詳細は下のカードからご確認ください。具体的な購入手順は購入の流れ・購入ガイドにまとめています。
関連ページ
出典・参考
- ドバイ:Dubai Land Department(DLD)/RERA 公式の手数料・登録制度
- アブダビ:Abu Dhabi Real Estate Centre(ADREC)公式の登記・買主保護制度
- 連邦:マネロン対策に関する連邦法(Federal Decree-Law No.20 of 2018 ほか)
※ 手数料率・法令番号・運用は変更され得ます。最新の内容はDLD/RERA・ADREC等の一次情報および専門家にてご確認ください。
よくあるご質問
ドバイとアブダビ、制度面で一番大きな違いは何ですか?
登記機関(ドバイ=DLD/RERA、アブダビ=ADREC)と、それに伴う手数料・買主保護の設計が異なります。譲渡手数料はドバイ4%・アブダビ2%、オフプランの買主保護はアブダビが引渡し後5%の1年保留など手厚い一方、ビザ取得はドバイが累計24%(Oqood段階)で申請でき早い、といった差があります。
外国人でも両方で買えますか?
はい。ドバイは指定フリーホールド区域、アブダビは指定投資区域で外国人がフリーホールド取得できます。コモンロー圏(ドバイのDIFC、アブダビのReem島・Al Maryah島=ADGM)では国籍制限なく所有できます。詳細は所有形態のページをご覧ください。
どちらで買うか迷っています。
目的によります。流動性・短期賃貸・ビザの速さならドバイ、登記コストの低さ・買主保護の手厚さ・首都の安定性ならアブダビが目安です。最終判断は物件・契約条件・税務を含めて個別にご相談ください。
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